小論文試験で「まずやるべきこと」と「必要な癖」とは

就活

2021/07/12 16:00

今道:この解答の場合は「グローバル化が進展するから、英語や各国の文化を学ぶことに力を入れるべきだ」と、出題の条件をきちんと理解して書けています。

もとゆき:こういう出題は多いですか。

今道:よくありますね。「課題文の主張を踏まえて、あなたの意見を述べなさい」「人口減少社会であることを踏まえて、今後の街づくりはどうあるべきか述べなさい」「職場の活性化にどう取り組むか、係長としての役割を踏まえて述べなさい」など、頻繁に出題されます。

もとゆき:出題が複雑になってくると益々理解できなくなりそうです。

今道:だからこそ、どんなときも出題の意図をきちっと理解する癖をつけて下さい。

■複雑な問題も分析すれば理解できる

今道:もう少し複雑な問題を見てみましょう。

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【問題】
子どもたちの社会性を育むことの意義を指摘した上で、教員としてその育成にどのように取り組んで行くか述べなさい。但し、小学校に即した内容にすること。
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今道:教員採用試験に出そうな問題ですが、まずは、聞いていることがいくつあるか整理しましょう。

もとゆき:少し難しいですね……。聞いていることは「子どもたちの社会性を育むことの意義を指摘」「教員としてその育成にどのように取り組んで行くか」の二つですね。「小学校に即した内容にすること」も、聞いていることですか。

今道:「小学校に即した内容にすること」は、答案を書くときの条件ですね。

 答えるべきことを整理すると、

 1「子どもたちの社会性を育むことの意義を指摘」
 2「教員としてその育成にどのように取り組んで行くか」
 *解答の条件「小学校に即した内容にすること」

 こうなります。直接書くことは1、2ですが、解答する上での条件として「小学校に即した内容にする」があるということです。

もとゆき:「即した」とは? 

今道:「きちっと一致させる」とか、そういう意味ですね。「踏まえる」と似ています。この場合「小学校」にきちっと合わせた内容にしなければいけないです。

もとゆき:答案のどこでそれを意識すれば良いのですか。

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