“3枠目”は超激戦 北京五輪の女子フィギュア、熾烈な代表争いを勝ち抜くのは? (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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“3枠目”は超激戦 北京五輪の女子フィギュア、熾烈な代表争いを勝ち抜くのは?

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現在の日本女子フィギュア界で頭一つ抜け出している紀平梨花 (c)朝日新聞社

現在の日本女子フィギュア界で頭一つ抜け出している紀平梨花 (c)朝日新聞社

 昨季は体調不良で試合に出場できなかった三原舞依は、今季見事な復活劇をみせてくれた。合計203.65というスコアを出した全日本は、ショートで3位につけたもののフリーで順位を落とし、総合5位で終えている。来季、フリー後半まで力強く滑れる体力を取り戻せば、もっと点数を上げることができるはずだ。

 若いスケーターも着々と実力をつけている。今季全日本ジュニア選手権を制した16歳・松生理乃は、完成度の高い演技が持ち味だ。NHK杯では、200点目前の合計198.97というスコアで銅メダルを獲得。4位に入った全日本の合計点は204.74で、遂に200点越えを果たした。伸び盛りの松生は地道に努力する選手でもあり、伸びしろは計り知れない。また昨季全日本ジュニア女王の河辺愛菜も、合計201.58で6位に入った今季の全日本で、ショート・フリーともにトリプルアクセルに挑んだ。16歳の河辺は、スピード感あふれるスケーティングでもポテンシャルの高さを感じさせる。

 昨季の全日本で3位に入った川畑和愛は、今季はジャンプが安定せず、全日本でも11位と振るわなかった。しかし、今年1月の国民体育大会でようやく本来の力を発揮し、合計202.36で坂本に次ぐ2位に入っている。来季の試合で持ち味の大きなジャンプを決められれば、五輪代表争いにからんでくるかもしれない。

 百花繚乱の日本女子、北京への切符を手にするのは誰だろうか。(文・沢田聡子)

●沢田聡子/1972年、埼玉県生まれ。早稲田大学第一文学部卒業後、出版社に勤めながら、97年にライターとして活動を始める。2004年からフリー。シンクロナイズドスイミング、アイスホッケー、フィギュアスケート、ヨガ等を取材して雑誌やウェブに寄稿している。「SATOKO’s arena」


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