――2020年は、どのゲームに一番ハマりましたか?

宇内:『エーペックスレジェンズ』です。もともと私、バトルロイヤル系のゲームにはハマらなかったんですよ。野良(※)で、まったく知らない人たちとプレイするよりも、友達とやらないとそんなに面白さを感じられなくて。でも、エーペックスは野良でやっても楽しい。

 ホラーだったりアクションだったり、友人にそういったゲームをプレイしている子もいなかったので、TBSに入社するまではずっと、ゲーム仲間は兄しかいませんでした。アナウンス部でも、マリオシリーズやどうぶつの森など幅広い世代に愛されるゲームは話題になることはありますが、『デット バイ デイライト』や『バイオハザード』といったホラーゲームの話ができるのは、男性アナ含めていないですね。

※野良=仲間を連れず、マッチングシステムに任せて知らない人とゲームプレイを楽しむこと

――自宅には500本のソフトを持っていると聞きました。にわかに信じがたいのですが、本当ですか?

宇内:処分しているものを入れたら、もっとあると思います。飽きっぽいので、一つのソフトをずっと味わうというよりは、どんどんクリアして、次のゲームにいきたい。だから、トロフィーコンプリートとかはほとんどやらないんです。

 自粛期間中も、ちょうどビッグタイトルが連続して発売された時期で、結構買いましたね。『FF7(ファイナルファンタジーVII)』のリメイク版や、『The Last of Us PARTII』とか。月に1本くらいのペースで出てくるので、とにかく大変! 「次のタイトル出るまであと1週間しかないから、早くこれクリアしよう」みたいな感じで(笑)。

――これまで、1日の中で、どれぐらいの時間をゲームに充てていましたか?

宇内:長い日だと、1日15時間ぐらいやっていました。「寝る」か「ゲーム」みたいな(笑)。ごはんもゲーム時間の中に差し込んでいるので……。1日24時間の過ごし方をグラフ化したら、寝るかゲームかの真っ二つに割れますね。

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人生で最も大事なソフトは…あの名作RPG