山Pの穴を埋めた手越祐也 ジャニーズ最大の実験的グループ「NEWS」の成功と挫折 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

AERA dot.

山Pの穴を埋めた手越祐也 ジャニーズ最大の実験的グループ「NEWS」の成功と挫折

このエントリーをはてなブックマークに追加
宝泉薫dot.#宝泉薫
NEWSが所属するジャニーズ事務所(C)朝日新聞社

NEWSが所属するジャニーズ事務所(C)朝日新聞社

 NEWS・手越祐也の芸能活動休止が発表された。政府による外出自粛要請期間中に、女性たちとパーティーを開催していたことがきっかけだ。

 続いて、ジャニーズ事務所を退所するのではという報道も飛び出した。それでもグループが継続する場合、9人でスタートしたものが3人になってしまうという、前代未聞の事態である。

【写真】手越祐也をセンターに4人揃って飾った表紙グラビアはこちら

 とはいえ、NEWSはもともと実験的な意味合いが強く、何が起きてもおかしくないようなグループだった。V6(1995年)や嵐(99年)と同じく、バレーボールの国際的イベントに合わせての結成&デビュー(2003年)だったが、こちらは当初、数カ月の期間限定ユニットとして企画されたという。

 最大の目的は、当時、Jr.の人気ナンバーワンだった山Pこと山下智久を売り出すこと。その分、いいメンバーはあとにとっておきたいということから、山下と一緒にユニットを組んでいた生田斗真や風間俊介は選ばれなかった。そのかわり、関西ジャニーズからも2名入れるなど、斬新な顔ぶれが実現。なかでも異例だったのが、最後のひとりを事務所内での歌のオーディションで決めたことだ。

 そこで合格したのが、入所からまだ数カ月で15歳の手越だった。

「え、オレですか! オレでいいんですか?」(『NEWS あの日のままで』主婦と生活社)

 と、本人も驚いていたというが、すべては当時のジャニー喜多川社長の思いつきである。そして、その思いつきによる組み合わせの妙は幾多の人気グループを生んできた。ただ、期間限定のつもりでというのもあって自由に選びすぎたのか、9人という人数構成も多すぎたのか、このグループはすぐにほころびをみせてしまう。

 デビュー翌月、森内貴寛(現・ONE OK ROCKのTaka)が学業優先を理由に脱退。有名人(森進一・森昌子)の二世ゆえのバッシングと、雑誌の未成年喫煙報道が影響したとされる。

 2年後には、内博貴が未成年飲酒事件を起こし、その半年後には、草野博紀も未成年飲酒を報じられた。グループ名にひっかけて、悪いニュースばかりだと揶揄もされたものだ。ふたりは謹慎や活動自粛を経て、脱退。グループ自体も8カ月間の活動休止を余儀なくされ、07年に6人で再出発した。


トップにもどる dot.オリジナル記事一覧

続きを読む

おすすめの記事おすすめの記事
関連記事関連記事

あわせて読みたい あわせて読みたい