イチローがファンから“襲撃”? 本人も「怖かった」と回顧した逃走劇 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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イチローがファンから“襲撃”? 本人も「怖かった」と回顧した逃走劇

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久保田龍雄dot.
オリックス時代のイチロー (c)朝日新聞社

オリックス時代のイチロー (c)朝日新聞社

 オリックス時代のイチローが、1打席で2度の三振を含めて計3つのアウトを宣告される珍事が起きたのが、2000年6月28日の近鉄戦(大阪ドーム)だ。

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 3対0とリードの5回表2死二、三塁のチャンスに打席に立ったイチローだったが、1ボールから一塁線へのゴロ。投手の前川勝彦が処理して一塁に送球すると、山村達也一塁塁審は「アウト!」をコールした。ところが、これでスリーアウトチェンジと思いきや、前田亨球審の「ファウル」のジャッジが選択され、打ち直しになったことから、「そりゃないよ!」と近鉄・梨田昌孝監督が約5分にわたって抗議。これが連続珍プレーの第1ラウンドとなった。

 そして、カウント1-1から試合再開直後、なぜかスコアボードの表示は1-2と間違っているのに、前田球審は気がつかない。イチローが前川の3球目を空振りすると、前田球審はそのまま「三振アウト」をコール。儲けた形の前川は大喜びでベンチに引き揚げた。

 当然イチローは「間違ってますよ」と指摘。仰木彬監督もベンチを飛び出し、猛然と抗議した。この結果、前田球審はうっかりミスを認め、カウント1-2からの試合再開を宣告したが、今度は梨田監督が収まらない。結局、前田球審が「私のミスと認めます」と場内放送したことによって、渋々引き下がり、ようやく珍プレーの第2ラウンドも幕切れとなった。

 しかし、度重なる中断に集中力をそがれたのか、イチローは2-2からの内角低め直球を、今度は正真正銘の空振り三振。結果的に1打席で2度三振し、最初の投ゴロと併せて3度もアウトをコールされる羽目になった。

 誤審の巻き添えとも言うべき珍事に、イチローも「(カウントを間違えたのは)暑くて審判もボーっとしていたんじゃないですかね」と苦笑いするしかなかった。

 外野席からグラウンドに乱入したファンを相手に、イチローが“鬼ごっこ”よろしく逃走劇を繰り広げたのが、1996年4月16日のロッテ戦(鹿児島)だ。


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