年間300試合観戦ライターが巨人、阪神、DeNAのドラフト戦略を指南する (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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年間300試合観戦ライターが巨人、阪神、DeNAのドラフト戦略を指南する

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西尾典文dot.
第101回全国高校野球・準決勝で、左前安打を放つ履正社の井上広大 (c)朝日新聞社

第101回全国高校野球・準決勝で、左前安打を放つ履正社の井上広大 (c)朝日新聞社

 10月17日に行われるドラフト会議に向けて、各球団の動向が多く報じられる時期となった。今年は佐々木朗希(大船渡)、奥川恭伸(星稜)、森下暢仁(明治大)の三人の投手に注目が集まるが、もちろん彼ら以外にも有力な候補は少なくない。そこでNPB12球団の補強ポイントからどの選手を狙うべきかを考えてみたいと思う。今回はセ・リーグのAクラス3球団をお届けする。

【写真】「平成で最もカッコいいバッティングフォーム」はこの選手!

■阪神(セ・リーグ3位)
補強ポイント:打線の強化。梅野の後継者

 矢野燿大新監督が就任し、昨年の最下位から3位に浮上した。チームを支えたのは強力な投手陣。新戦力ではFAで獲得した西勇輝がエースとしての働きを見せ、新外国人のジョンソンがセットアッパーとして見事な活躍を見せた。抑えが大ベテランの藤川球児というのは将来的には不安だが、島本浩也、岩崎優、守屋功輝といった中堅層の底上げができたことは大きなプラス要因だ。その一方で攻撃陣は得点数、ホームランともリーグ5位と相変わらず迫力不足。ルーキーの近本光司が大活躍を見せ、リーグトップの盗塁数をマークするなど矢野監督の目指す走る野球は体現できたが、打線の強化は大きな課題と言える

 報道では甲子園で大活躍を見せた奥川恭伸(星稜)の1位指名が有力とのことだが、どちらかというと野手を中心に指名していきたい。2位以下で狙いたいのが井上広大(履正社)、菊田拡和(常総学院)の二人だ。ともに調子に波があり、入団当初はプロのレベルに苦しむことが予想されるが、遠くへ飛ばすことができる選手が必要なのは間違いない。大学生であれば勝俣翔貴(国際武道大)、山形堅心(創価大)も候補として検討したい。

 野手では正捕手の梅野隆太郎が来年で29歳となり、24歳以下の若手に一人も選手がいない捕手も手当しておきたい。3位以下で狙えそうな選手となると高校生なら東妻純平(智弁和歌山)を推したい。上背はないものの体の強さがあり、打撃のパンチ力も魅力。梅野とタイプが似ているだけに、学びながら成長することも期待できるだろう。


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