巨人が“下剋上の阻止”に必要なのは… CSの「カギ」となり得る意外な選手とは? (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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巨人が“下剋上の阻止”に必要なのは… CSの「カギ」となり得る意外な選手とは?

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西尾典文dot.
巨人の原辰徳監督 (c)朝日新聞社

巨人の原辰徳監督 (c)朝日新聞社

 セ・リーグは5年ぶりに巨人、パ・リーグは西武の二連覇となった今年のプロ野球ペナントレース。残すはクライマックスシリーズ(以下CS)、日本シリーズとなった。昨年はソフトバンクがリーグ2位から勝ち上がり二年連続の日本一に輝いたが、果たして今年はどのような展開になるのか。日本シリーズでは無類の強さを誇った野村ヤクルトで選手、コーチを経験した八重樫幸雄さんに展望を聞いた。

――まずはセ・リーグからですが、5年ぶりに優勝となった巨人の戦いぶりはどうご覧になりましたか?

八重樫:やっぱり原監督の采配が大きいですよね。ここぞという時に上手く選手を起用する。二軍から上げてきてすぐ使うじゃないですか。そういう選手が結構活躍していますよね。そういう勝負勘のようなものはさすがだと思いますよ

――2位に入ったDeNAのラミレス監督は選手時代からよくご存知だと思いますが、今年の采配ぶりはいかがですか?

八重樫:ラミはヤクルトにいる時から日本で監督やりたいって言ってたんですよ。そういう外国人選手は他にはいませんよね。早くから日本に溶け込もうとしていたし、周りにも気を遣えていた。去年まではちょっと自分が出過ぎるような采配があったけど、今年は前半戦に大きな連敗をして、そこから周りのコーチにも任せるようになった。結果としてはそれが上手くいったんじゃないですかね。CSでも投手起用はどれだけ投手コーチに任せられるかが大事だと思いますよ

――阪神はギリギリで3位に入りました。そういう意味では勢いがありそうですが。

八重樫:リリーフは阪神が一番いいんですよね。だから先制点をとったら強いと思います。あとDeNAは阪神に弱いじゃないですか(8勝16敗1分け)。だからなおのこと先制されると嫌でしょうね。打線はあんまりだけど、盗塁王にもなった近本(光司)とか足を使える選手がいるのは強みですね

――セ・リーグのCSでポイントとなるのはどのあたりでしょう?

八重樫:まずはピッチャーですね。どのチームも先発の二枚目がどうか。巨人は菅野(智之)が本調子じゃないのが痛いですよ。今年は山口(俊)しか安定してない。腰が悪いということだから短期間で調子を上げてくるのは難しいんじゃないかな。DeNAは今永(昇太)の次が井納(翔一)になりそうだけど、これも投げてみないと分からない。阪神も安定している先発は西(勇輝)だけでしょ。どこも二枚揃わないとなると厳しいですよね。
 巨人は高木京介を先発で使って見ても面白いと思うんですよね。一度どん底まで落ちてから這い上がってきたわけじゃないですか。


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