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「井上尚弥は現時点で世界最高のファイター」米理論家トレーナーが指摘した死角とは?

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杉浦大介dot.
井上尚弥 (c)朝日新聞社

井上尚弥 (c)朝日新聞社

スティーブン・エドワーズ(写真提供/杉浦大介)

スティーブン・エドワーズ(写真提供/杉浦大介)

 プロボクシングWBA、IBF世界バンタム級王者・井上尚弥(大橋)の次戦が、11月7日にWBA世界同級スーパー王者ノニト・ドネア(フィリピン)を相手に行われると発表された。ワールド・ボクシング・スーパー・シリーズ(WBSS)のバンタム級決勝として行われる一戦。下馬評はやはり“今が旬”の井上が絶対有利だが、絶好調の王者にも果たして死角は存在するのだろうか?5階級制覇王者のドネアにも勝機はあるのか?

 井上の強さに関する証言はすでに散々語られているが、今回は少し視点を変え、“モンスターの攻略法”をペンシルバニア州フィラデルフィアに本拠を置くボクシングトレーナーのスティーブン・エドワーズに尋ねた。

 エドワーズはまだ全米的な知名度こそ高いとはいえないものの、今年5月、ジュリアン・ウィリアムス(アメリカ)をWBA、IBF世界スーパーウェルター級王座に導き、今年度の“最優秀トレーナー”の候補に挙げられるようにもなった。バリバリの現役トレーナーながら、ボクシングウェブサイト「Boxingscene.com」で週刊コラムを連載するほどの理論家。井上のキャリアのかなり早い段階から、“モンスター”の実力を高く評価していた人物でもある。この新進気鋭のトレーナーが語る井上への対抗策とは……。

*  *  *

――あなたはまだ井上の名前がアメリカでそれほど知られていない時期から実力を認めていましたが、今の彼をどう評価しますか?

エドワーズ:現時点で井上こそが世界最高のファイターかもしれません。もちろん彼は層が厚いとはいえないバンタム級の選手で、対戦相手の選択肢も限られているだけに、判断するのは難しいのは事実です。ただ、私の意見では現役最高の選手はワシル・ロマチェンコ(ウクライナ/WBAスーパー・WBO世界ライト級統一王者)、テレンス・クロフォード(アメリカ/WBO世界ウェルター級王者)、井上という3人のいずれかでしょう。それだけ彼のことを高く評価しています。



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