タレント・千秋さんが自身のインスタグラムで「(子どもが)中高大学生のママたちは、どう過ごしていますか?」と問いかけたことが反響を呼んでいる。自身も高校生の娘を持つ母。中学生になったころから急に時間ができ、嬉しい反面戸惑ったと打ち明け、この時期に名前を付けるなら?などと呼びかけた。コメント欄には同じく子育て中の女性を中心に100件を超える声が寄せられている。
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どうしてあえて「時間があること」を訴えたのか? 本人に聞いてみると深い理由があった。
円満離婚、帝王切開、ミルク育児……。千秋さんが「隠さないで声を大きくしよう」としてきた理由とは。
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――まずは、子育てが忙しかった時期について教えてください。どのように仕事と両立してきたのでしょうか。
出産の1カ月前まで仕事をしていて、産後は2カ月後に仕事へ復帰しました。仕事の間は基本的には母に預けていましたが、ほかにも24時間対応の保育園など2つ登録して、友達にもどんどん預けていました。周りの友達には「私も預かるから、預けていい?」ってお願いしていたんだけど、みんな私には預けてくれなかった。心配なのかな(笑)。
だから仕事の前に車で2時間かけて友達の家に行って、娘を預けて、仕事して、終わったらまた2時間かけて迎えに行ってってこともありましたね。でも私は全然大変だとは思ってなかった。逆に、せっかく預けてきたから頑張ろうって、仕事をするありがたみは感じるようになっていました。
■目標は「憧れじゃなくて踏み台になるようなママ」
――1998年にポケットビスケッツとして紅白歌合戦に出場して、2003年に娘さんを出産されています。仕事も忙しい時期だったのでは?
もともとそんなに仕事が忙しい方ではないんですが(笑)、子どもを産んでからは仕事は週の半分にしようと決めていました。子どもといる時間を週の半分は取りたかったからです。
それとは別に、子どもを産んだら注げるエネルギーは子どもに50%、仕事に50%になってしまうかなと思っていたんですが、結果的にはそれぞれに100%になった。自分のパワー全体が200%に増えた感じです。