【ドラフト会議】西武、ソフトバンク、日本ハムが本当に必要な選手は…【西尾典文】 (2/9) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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【ドラフト会議】西武、ソフトバンク、日本ハムが本当に必要な選手は…【西尾典文】

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大阪桐蔭・根尾昂 (c)朝日新聞社

大阪桐蔭・根尾昂 (c)朝日新聞社

・日本ハムおすすめ指名選手
1位:根尾昂(大阪桐蔭・遊撃手)
2位:笹川晃平(東京ガス・外野手)
3位:米倉貫太(埼玉栄・投手)
4位:矢澤宏太(藤嶺藤沢・投手)
5位:山下航汰(健大高崎・外野手)

 今年は昨年の清宮のように飛びぬけたナンバーワン選手がいない状況だが、将来性の大きさでは根尾と考えて1位とした。下級生の頃は中学時代からの有名選手ということで話題先行のイメージが強かったが、この1年間でドラフト1位にふさわしいレベルにしっかり成長してきた印象を受ける。決して体は大きくないものの、全身を使ったフルスイングの迫力は抜群。以前は豪快な空振りで観客を沸かせることが多かったが、春から夏にかけてはミート力も向上した。センターから左方向へも飛距離が出るのが持ち味で、U18の壮行試合ではセンターに火の出るような打球を放ち木製バットへの対応力も見せている。ショートの守備も着実にレベルアップしており、矢のようなスローイングでも目立つ。ショートには守備名人の中島卓也がいるものの、長くレギュラーを任せるという意味では少し物足りないだけに補強ポイントにもマッチしている。また投手としての才能も見逃せず、大谷のような形ではなくても投打両面で才能を伸ばすという選択をとる場合には日本ハムが最適な球団と言えるだろう。

 二遊間以外の補強ポイントを見ると外野手となる。特に岡大海をロッテにトレードに出したことで右打ちの外野手は大田泰示と内野手登録の松本剛くらいしか見当たらない。そういう事情もあって笹川を2位とした。浦和学院、東洋大時代もドラフト候補に挙げられていた強打の外野手で、東京ガスでも1年目から不動の4番として活躍している。少し調子の波はあるものの、伸びやかなスイングで広角に長打を放つバッティングはアマチュア球界トップクラス。外野から見せる強肩でも目立ち、脚力も高いレベルにある。1年目から外野手のレギュラー争いに加わる可能性も十分にあるだろう。

 5位の山下は左打者だがこちらも高校球界屈指の強打者。上背はないものの、たくましい体つきから放つ打球の強さは圧巻で、高校通算本塁打も70本を超える。下級生の頃はファーストで打つだけという印象だったが、走塁面も年々レベルアップしている。早くから二軍で実戦経験を積める日本ハムという環境で揉まれれば、一気に飛躍することも十分に考えられるだろう。



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