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夫がやり手の女性秘書と海外出張中に不倫…疑惑を追求する妻に言ってはいけないNGワード

連載「男と女の処世術」

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西澤寿樹dot.#不倫#夫婦#結婚

不倫を疑われて修羅場を経験する人もいる(※写真はイメージ)

不倫を疑われて修羅場を経験する人もいる(※写真はイメージ)

 妻はカンカンに怒っていますし、虎雄さんはほとほと参っています。虎雄さんが、どんなに誠心誠意説明しても、妻は聞く耳を持ちません。虎雄さんは、妻は精神的におかしくなってしまったのではないか、とすら心配しています。

 私には真実はわかりませんが、虎雄さんが冷静かつ理性的に説明しようとすればするほど、妻は感情的に「浮気しているに違いない」という確信を強めていく構図は見て取れます。

 こんな時に絶対言ってはいけないことの一つは、これです。

「君は、初老期うつなんだよ」

 年代が違えば、「産後うつ」「更年期障害」などとおっしゃる方もいらっしゃいますが、それらも同様です。そういうと、相手が一瞬ひるむ可能性はありますが、「あ、そうだったんだ。私、ホルモンバランスが悪かったからあんな気持ちになっていたんだね」などと夫婦間の問題が解決する可能性は限りなく0%に近いです。もちろん、本当にそういうケースもありますから、ちゃんと確かめることは重要ですが、いきなり、こう言うとこじれること請け合いです。

 ましてや感情的になって「君は精神的におかしくなっている、病院にいけ」みたいなことは話を一層こじらせますので、禁句です。

 多くの方は、外から見て言動が"普通"とは違うことと、異常ということを誤解されます。例えば、最愛の子が外国で誘拐されて殺害されてしまったという情報を伝えられ、街中を歩いていて突然号泣して泣き崩れてしまったとしても、事情を知らない通りすがりの人はおかしいと思うかもしれませんが、「異常」ではありません。生体のシステムは正常に機能しています。

 ポイントは、本人がどう認識しているかに基づいて判断すべきなのであって、真実は関係ないという点です。あとで、それが誤報だったと知らされたからといっても、遡って街で号泣したのが異常だったとはなりません。その人が信じる情報に対してどんな行動をとるのかで、そのシステムの正常性は判断されます。


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