ブレーク中の長嶋一茂、人気の秘密は天然ボケでなく、浮世離れした「悟ってる感」

連載「道理で笑える ラリー遠田」

道理で笑える ラリー遠田

ラリー遠田

2018/07/28 11:30

 彼の飄々とした態度の裏にあるのは、弱さを知る人間の強さである。挫折を知らない者は本当の意味で強いとは言えない。幼い頃から日本中の注目の的となってきた一茂は、それでもテレビタレントとして人々の好奇の目にさらされながら生きる道を選んだ。他人の目を気にしてばかりの人が増えている時代だからこそ、彼の悟りきったような生き方が人々に好印象を与えているのだろう。(ラリー遠田)

ラリー遠田

ラリー遠田

ラリー遠田(らりー・とおだ)/作家・お笑い評論家。お笑いやテレビに関する評論、執筆、イベント企画などを手掛ける。『イロモンガール』(白泉社)の漫画原作、『教養としての平成お笑い史』(ディスカヴァー携書)、『とんねるずと「めちゃイケ」の終わり<ポスト平成>のテレビバラエティ論』 (イースト新書)など著書多数。近著は『お笑い世代論 ドリフから霜降り明星まで』(光文社新書)。http://owa-writer.com/

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