ジャニーズ事務所の人気グループ「関ジャニ∞」が15日、都内のホテルで記者会見を開き、メンバーの渋谷すばる(36)が脱退し、今年12月31日をもってジャニーズ事務所を退所することを発表した。会見には怪我で療養中の安田章大以外の6人が出席。渋谷は脱退の理由を「この先は今までの環境ではなく全て自分自身の責任下で今後の人生を音楽で全うすべく、海外で音楽を学び、今後さらに自分の音楽というものを深く追求していきたい」と説明した。
会見に同席した横山は、涙ながらに「正直、今日の日が来ないでくれればいいと思った」と話しながらも、ファンに向けて「僕らもすばるに負けないよう、全力をで前を見て突っ走っていくので、お力をお貸しいただければと思います」と語った。
会見の全文は以下の通り。
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渋谷すばる(以下、渋谷):本日は貴重な時間を頂戴しまして、お集まりいただきありがとうございます。私、渋谷すばるからお伝えさせていただきたいことがございます。
この度、ジャニーズ事務所を辞めさせていただく決断をいたしました。15歳のときにジャニーズに入れていただいてから、21年間音楽を追求してきました。関ジャニ∞として、活動させていただく中で、自分の音楽というものを軸にグループを少しでも大きくしていけるようにという想いで活動してきたつもりです。36歳という年齢を迎え、人生残り半分と考えたときに、今まではジャニーズ事務所、関ジャニ∞というグループにありがたくも守られ、支えられ、時には甘えさせてもいただきましたが、この先は今までの環境ではなく全て自分自身の責任下で今後の人生を音楽で全うすべく、海外で音楽を学び、今後さらに自分の音楽というものを深く追求していきたいと思いました。
この決断により、一番近くで活動を共にしてきたメンバーに大変な迷惑をかけてしまうことを本当に申し訳なく思っております。ジャニーズ事務所の方々、関ジャニ∞に関わってくださるすべての方に多大なご迷惑をおかけしてしまうこと、大変申し訳なく思っております。関ジャニ∞を応援してくださっている方々を悲しませ、がっかりさせたり、驚かせてしまったりと様々な思いにさせてしまうことを本当に申し訳なく思っております。