私立大医学部「6年間でかかる」学費と国家試験合格率 ※学費は大学通信調べ。金額は2018年度。「初年度納入金」は、入学金+授業料+施設費など諸経費で算出した。教科書代などは含んでいない場合がある。また、減免制度適用前の金額とした。「6年間総額」は、大学の資料に6年間総額の費用について記載がない場合、初年度納入金+(授業料と施設費などの合計×5年分)で算出した。物価の変動による金額変更や、別途実習費、諸経費がかかる場合がある。(※)の大学は、入学者全員に対し学費が減免される修学資金貸与制度がある。偏差値が同じ場合は「6年間総額」が安い順に並べた。医師国家試験合格率(2017年)は、厚生労働省の公表資料を基に編集部が作成
私立大医学部「6年間でかかる」学費と国家試験合格率
※学費は大学通信調べ。金額は2018年度。「初年度納入金」は、入学金+授業料+施設費など諸経費で算出した。教科書代などは含んでいない場合がある。また、減免制度適用前の金額とした。「6年間総額」は、大学の資料に6年間総額の費用について記載がない場合、初年度納入金+(授業料と施設費などの合計×5年分)で算出した。物価の変動による金額変更や、別途実習費、諸経費がかかる場合がある。(※)の大学は、入学者全員に対し学費が減免される修学資金貸与制度がある。偏差値が同じ場合は「6年間総額」が安い順に並べた。医師国家試験合格率(2017年)は、厚生労働省の公表資料を基に編集部が作成
私立大医学部「6年間でかかる」学費と国家試験合格率 ※学費は大学通信調べ。金額は2018年度。「初年度納入金」は、入学金+授業料+施設費など諸経費で算出した。教科書代などは含んでいない場合がある。また、減免制度適用前の金額とした。「6年間総額」は、大学の資料に6年間総額の費用について記載がない場合、初年度納入金+(授業料と施設費などの合計×5年分)で算出した。物価の変動による金額変更や、別途実習費、諸経費がかかる場合がある。(※)の大学は、入学者全員に対し学費が減免される修学資金貸与制度がある。偏差値が同じ場合は「6年間総額」が安い順に並べた。医師国家試験合格率(2017年)は、厚生労働省の公表資料を基に編集部が作成
私立大医学部「6年間でかかる」学費と国家試験合格率
※学費は大学通信調べ。金額は2018年度。「初年度納入金」は、入学金+授業料+施設費など諸経費で算出した。教科書代などは含んでいない場合がある。また、減免制度適用前の金額とした。「6年間総額」は、大学の資料に6年間総額の費用について記載がない場合、初年度納入金+(授業料と施設費などの合計×5年分)で算出した。物価の変動による金額変更や、別途実習費、諸経費がかかる場合がある。(※)の大学は、入学者全員に対し学費が減免される修学資金貸与制度がある。偏差値が同じ場合は「6年間総額」が安い順に並べた。医師国家試験合格率(2017年)は、厚生労働省の公表資料を基に編集部が作成
私立大医学部「6年間でかかる」学費と国家試験合格率 ※学費は大学通信調べ。金額は2018年度。「初年度納入金」は、入学金+授業料+施設費など諸経費で算出した。教科書代などは含んでいない場合がある。また、減免制度適用前の金額とした。「6年間総額」は、大学の資料に6年間総額の費用について記載がない場合、初年度納入金+(授業料と施設費などの合計×5年分)で算出した。物価の変動による金額変更や、別途実習費、諸経費がかかる場合がある。(※)の大学は、入学者全員に対し学費が減免される修学資金貸与制度がある。偏差値が同じ場合は「6年間総額」が安い順に並べた。医師国家試験合格率(2017年)は、厚生労働省の公表資料を基に編集部が作成
私立大医学部「6年間でかかる」学費と国家試験合格率
※学費は大学通信調べ。金額は2018年度。「初年度納入金」は、入学金+授業料+施設費など諸経費で算出した。教科書代などは含んでいない場合がある。また、減免制度適用前の金額とした。「6年間総額」は、大学の資料に6年間総額の費用について記載がない場合、初年度納入金+(授業料と施設費などの合計×5年分)で算出した。物価の変動による金額変更や、別途実習費、諸経費がかかる場合がある。(※)の大学は、入学者全員に対し学費が減免される修学資金貸与制度がある。偏差値が同じ場合は「6年間総額」が安い順に並べた。医師国家試験合格率(2017年)は、厚生労働省の公表資料を基に編集部が作成

 医学部受験が佳境を迎えている。各大学の特徴を知るためには、全体を俯瞰して比べるのも有効だ。発売中のAERAムック『AERA Premium 医者・医学部がわかる2018』では、学費や医師数、過去20年間の難易度の変移など、医学部の「数字」を徹底調査。ここでは、私立大医学部6年間でかかる学費と偏差値、医師国家試験合格率などを紹介する。

【図表の続きはこちら】

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 2008年に順天堂大が6年間の学費を約900万円下げた結果、志願者が集まり、偏差値が上がった。それ以降、昭和大、東邦大、帝京大、東海大、藤田保健衛生大、愛知医科大などが学費を下げた。

 表を見るとわかるが、学費と難易度はいわば「反比例」で、学費が安い大学は一般的に偏差値が高い。

 18年度入試では、御三家の日本医科大が、6年間の学費を570万円下げ、順天堂大との差は約150万円に縮まった。

「将来のリーダーを育てる大学でありたいという思いを込めて、学費を値下げしました。昨年夏のオープンキャンパスは、予約制で千人以上集まり、参加できない受験生もいました」(日本医科大・小澤一史医学部長)

 国家試験の合格率をみると、偏差値62以下の大学では、兵庫医科大、藤田保健衛生大、川崎医科大が比較的高い。これらの大学では、国試対策にも力を入れている。

 一方で、合格が難しそうな学生を20人以上留年させる大学も複数ある。この結果、見かけの合格率は高くなる。厚生労働省「学校別合格者状況」で、志望校の出願者数と受験者数をチェックしておこう。

(文/庄村敦子)

※『AERA Premium 医者・医学部がわかる2018』から抜粋