<日にちが変わって、桂子の、誕生日になりました。(略)桂子がKEIKOの気分がなるのは月3日ほどですが、チャンスを逃さず意欲日として有効に活用できたらと。ありがとうね、みんな!>(8月18日)

<すこし自分、寂しそう。たくさん、笑いたいときもある。家から歌声が消えて6年かあ。毎日、一喜一憂の人生。みんなも、きっと同じ。夢もかけら、落とさぬ様に。>(17年10月10日)

 心の隙間を埋めたのが、看護師の女性の存在だったのだろうか。

 夫婦問題研究家の岡野あつこさんはこう指摘する。

介護の大変さは経験したことがある人にしか、なかなか理解できない面があります。そういう意味では、相手が看護師のような医療関係者であれば、相手の大変さがよくわかる。互いに同胞意識が芽生えやすく、精神的な支柱になっていったという可能性はあると思います」

 小室さんは何と答えるのか。(AERA dot.編集部・金城珠代)