日本シリーズ開幕 王者の意地か、史上最大の下克上か ラミレス監督“神采配”が狂う懸念も… (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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日本シリーズ開幕 王者の意地か、史上最大の下克上か ラミレス監督“神采配”が狂う懸念も…

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ソフトバンクの工藤監督とDeNAのラミレス監督 (c)朝日新聞社

ソフトバンクの工藤監督とDeNAのラミレス監督 (c)朝日新聞社

 三つ目の注目ポイントは、内川聖一だ。大分工業高校から2000年のドラフト1巡目で横浜(現DeNA)に入団し、08年に首位打者に輝くなど、チームが低迷する中で不動の主軸として活躍した。10年オフにFA権を行使してソフトバンクに移籍した男にとって、今シリーズは古巣との対戦となる。“強くなった古巣”に対して感慨深さもあるだろうが、DeNAファンからすると“わがチームを裏切った男”でもある。楽天とのCSファイナルステージでは4番として出場し、4試合連続本塁打を放つなど5試合で打率.389をマークし、大舞台での勝負強さを改めて見せ付けた内川。DeNAとしては、この男をどう抑えるか。特に横浜スタジアムでの内川の打席には大いに注目だ。

 また、古巣との対戦になるのは、07年から3年間にわたって横浜に在籍したことのある工藤公康監督にとっても同じこと。25歳の4番・筒香嘉智を中心に、桑原将志、梶谷隆幸、宮﨑敏郎、柴田竜拓、戸柱恭孝、嶺井博希、倉本寿彦といったチームの主力は全員が20代。彼らが日本シリーズの中でも1戦ごとに成長できるか。単なる経験で終わらせてはいけない。“史上最大の下克上”は実現するのか。それとも王者が一蹴するのか。熱戦の火ぶたは、まもなく切って落とされる。


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