大島優子  (c)朝日新聞社
大島優子  (c)朝日新聞社

 元AKB48で女優の大島優子(28)が6月19日、開票イベントで突然の結婚発表をしたNMB48の須藤凛々花(20)を「F」から始まる英語4文字で批判したことを謝罪した。大島はAKB48の第9回選抜総選挙の開票があった17日夜、インスタグラムで動画を配信。「結婚発表。何考えてんのかしら」などと不快感丸出しで「私のすべての言葉」と、英単語4文字が書かれた帽子を見せていた。が、これに対し、大島のツイッターやインスタグラムには「言葉の意味を分かってる?」「大島さんは下品。それが分かった」「まるでイジメ」などとファンからの批判が殺到していたのだ。

 さらに、同じ事務所に所属する有吉弘行(43)も、18日放送のラジオ番組で「運動部でもなんでもそうだけど、OBとかOGが学校来て文句言うのが一番うざったいよね」などと大島の行動に苦言を呈した。

 そんな大島による「批判動画」だが、何より品のない言葉でののしる行為は批判どころか相手を侮辱していると捉えられかねない。そして、AKBグループのメンバーに対する大島の影響力の大きさを考えれば、「いい大人なのに全く自覚がない」とファンから思われても仕方ないだろう。

 しかし、一方で「大島は真面目な性格なので、他人を見る目が厳しくなるのでは?」と理解を示す業界関係者もいる。

「大島はとにかく真面目というか、何より自分に対しても厳しいのです。例えば、卒業後は女優として日本アカデミー賞優秀助演女優賞を受賞したりと、活躍してますよね。バラエティー番組で『俳優になって良かったと実感したことがある?』という質問に『◯』か『×』で答えるシーンがあったんですが、大島は『×』と答えてましたから。理由は『自分に足りないものが多すぎて、それを実感しちゃいけない感じ』だとか。しかも、周りから褒められてもウソだと思ってしまうそうで、とにかく、自身の女優業に対して厳しい評価を下してました」(スポーツ紙の芸能担当記者)

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丸山ひろし

丸山ひろし

埼玉県生まれ。大学卒業後、出版社に勤務し雑誌編集業務に従事。その後ライターに転身し、現在はウェブニュースや、エンタメ関連の記事を中心に執筆している。

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