羽生結弦、史上初の“4連覇”をかけてGPファイナルへ 過去最高レベルの大会を制すことができるか (2/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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羽生結弦、史上初の“4連覇”をかけてGPファイナルへ 過去最高レベルの大会を制すことができるか

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GPファイナル4連覇に挑む羽生結弦(写真:Getty Images)

GPファイナル4連覇に挑む羽生結弦(写真:Getty Images)

 3連覇となった昨季GPファイナルは、ちょうど羽生の絶頂期に重なった。怪我もあり3シーズン3本のままだった4回転を5本にし、NHK杯で打ち立てた世界記録を自身の手で塗り替えた。それまで総合得点300点を目指していた男子シングルにあって、羽生が到達した「330.43」点は人知を超えるものだった。

 今年のGPファイナルは熾烈な一戦になる。3度目の五輪に向け円熟に磨きをかけるベテラン2人、世界選手権2連覇中のスペインのハビエル・フェルナンデス(25)とチャン、技術芸術両面で魅せる若手2人、宇野昌磨(18)とアメリカのネイサン・チェン(17)が集った。4回転はチェンが7本、羽生が6本、フェルナンデスと宇野が5本、チャンが4本。今大会最年長の27歳で初出場するアメリカのアダム・リッポンは、4回転1本ながらも強い作品性を打ち出し、今季に入って自己ベストを更新してきた。誰もが表彰台の候補で、300点台が続出する、男子シングル史上最高の試合になる可能性もある。

 先月のNHK杯で、羽生はジャンプに失敗したが「どんな状態でも楽しみたい」と前向き。22歳の目標は、結果とは別のところに置かれるようになった。4連覇をかけて挑んだその先に羽生が見せてくれるものに期待したい。(文=Pigeon Post ピジョンポスト 島津愛子)


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