【千葉ロッテマリーンズ】


「B」デスパイネ:127試合、打率.286、24本塁打、91打点
「C」スタンリッジ:24試合6勝8敗、防御率3.97
「D」ナバーロ:78試合、打率.222、10本塁打、43打点
「E」イ・デウン:3試合0勝0敗、防御率7.20

デスパイネ奮闘も期待の2人が…

 デスパイネは今季もさすがの数字を残しているが、その他の面々は期待値を下回った。スタンリッジはまだ頑張った方かもしれないが、昨季9勝を挙げて先発ローテーション定着が期待されたイ・デウンは4月に1度先発、8月に2度救援登板した以外は2軍暮らし。2月に銃刀法違反容疑で逮捕されて開幕4週間出場停止となったナバーロも、開幕前の理想とは大きくかけ離れた数字しか残せていない。

 ただ、来季へ向けてはデスパイネとともに、貴重な長距離砲としてナバーロの残留も濃厚。スタンリッジも新しく無名の外国人を獲ってくるよりは計算できるだけにチームに残るだろう。下位球団と比べれば外国人は“働いた方”だが、優勝争いに加わるためには今季以上の活躍が不可欠だ。

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