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投手の勝敗を左右する援護率…最も恩恵を受けているのは誰!?

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DeNAの今永昇太選手 (c)朝日新聞社 ※写真はオープン戦でのもの

DeNAの今永昇太選手 (c)朝日新聞社 ※写真はオープン戦でのもの

 プロ野球のセ・リーグは、最下位のDeNAが今季初の3連勝を飾った。チーム防御率はセ・リーグトップの3.31。クオリティー・スタート率(QS率=先発投手が6回以上を投げ、自責点3以下に抑える試合の確率)は63.9%と、こちらもリーグ1位となった。その先発陣で最高のQS率に浮上したのがルーキーの今永昇太(83.3%)。6日にはこれまで通りの安定した投球でチーム初の3連勝を導いたのだが、この試合で挙げた白星が、意外にも今永自身のプロ入り初勝利だった。

 今永は防御率がリーグ3位(2.03)、奪三振がリーグ2位タイ(52)と、新人としては上々どころか、リーグ有数の結果を残している。それでも初勝利が5月にまでずれこみ、さらにリーグ最多タイの4敗を喫している理由は「打線の援護がなかった」ことに尽きる。

 初勝利までの5試合で、今永は4試合でクオリティー・スタートをマークし、防御率は2.45と安定した投球をみせていた。一方、味方打線から受けた援護点(登板中の味方の得点)は、わずかに2点しかなかった。援護点を9回平均に修正した援護率(味方の平均得点)は、わずか0.5点。今季ここまで援護に見放された投手は他におらず、12球団で断トツの少なさだった(規定投球回以上)。6日の試合で初めて1試合で2点以上となる6点の援護を受けたが、それでも援護率はわずかに1.64。依然として最下位だが、安定した投球さえ続けていれば、いつか援護を受ける試合も増え、勝ち星は伸びていくはずだ。


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