香川の芸術弾などで大量5ゴールも、終盤のゴールラッシュは“怪我の功名” (1/2) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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香川の芸術弾などで大量5ゴールも、終盤のゴールラッシュは“怪我の功名”

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1点目を決めて喜ぶ香川(撮影・六川則夫)

1点目を決めて喜ぶ香川(撮影・六川則夫)

 ロシアW杯アジア2次予選の最終戦が3月29日に埼玉スタジアムで行われ、グループE首位の日本が2位のシリアに5-0と大勝し、1位で最終予選進出を決めた。2位のシリアも、各組の成績上位4チームに与えられるアジア最終予選とアジア杯2019への出場は試合前に決まっていたため、4月12日の最終予選の組分け抽選会の結果次第では、再び同じ組になる可能性もある。

 アフガニスタン戦の4-1-3-2という新システムから戦い慣れた4-3-3の布陣に戻した日本は、試合開始から猛攻を仕掛けた。この試合が通算100試合出場となる岡崎慎司の1トップだったため、アフガニスタン戦ほどタテパスは入らなかったが、本田圭佑と酒井高徳、宇佐美貴史と長友佑都によるサイド攻撃を徹底、立ち上がりからシリアを攻め立てた。

 17分には左ショートコーナーから香川真司がクロスを送ると、GKのパンチングがDFの顔面を直撃して自陣ゴールに飛び込むOGで先制する。その後も攻撃の手を緩めない日本は、1次攻撃が跳ね返されても素早い攻守の切り替えと、高い位置に敷いたブロックでボールを奪い返し、2次攻撃3次攻撃でシリアを攻め立てた。

 しかし21分の岡崎のオーバーヘッドはバーをかすめ、26分に本田のパスからGKと1対1になった酒井高のシュートは左に外れ、1分後の香川のシュートもGKにブロックされてしまう。「チャンスはあったが得点しないと相手は自信を持つ」というハリルホジッチ監督の言葉通り、シリアも日本の猛攻に耐えたことで、徐々に守備のリズムをつかみつつあった。

 後半の立ち上がりも日本はシリアを攻め立てたが、酒井高、本田のヘディングシュートはゴール枠を捉えきれない。すると55分、山口蛍が空中戦の競り合いから顔面を負傷して交代を余儀なくされる。彼に代わってボランチに起用したのは意外にも原口元気だった。その後も本田がフリーで放ったシュートは左ポストに嫌われるなど、日本にとって嫌な展開が続く。そうした閉塞感を打開したのが、香川のスーパーゴールだった。


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