過熱報道に箝口令…早実・清宮、スカウトの“評価”が素っ気ない本当の理由 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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過熱報道に箝口令…早実・清宮、スカウトの“評価”が素っ気ない本当の理由

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dot.#2015夏の甲子園

甲子園で早実・清宮はどんな活躍を見せるのか

甲子園で早実・清宮はどんな活躍を見せるのか

 西東京大会決勝で早稲田実が優勝した翌々日、四国アイランドリーグオールスターズ(選抜)対フューチャーズ(プロ三軍)戦が行われる大田スタジアムに行くと、各球団のスカウトがネット裏に集結していた。

 旧知のスカウトに早稲田実の1年生スラッガー、清宮幸太郎(一塁手)について聞くと、「バッティングが柔らかいところがいいですね」と言う。その批評が通り一遍なので、箝口令が敷かれているのかと思い、「あまり言えませんか」と聞いてみた。すると、こんな答えが返ってきた。

「前に清宮のことを聞かれて、スカウト部長のコメントが『数十年に1人の逸材』みたいに大げさに紹介されたんです」

 それに懲りて、マスコミに清宮のことを聞かれても「バッティングが柔らかい」「懐が深い」くらいにとどめておくようにとの達しが出たという。

 仕方がないので、今度はパ・リーグのスカウトに聞くと「まだ、清宮は見ていないんですよ」と言う。そして、後ろにいる後輩のスカウトに「お前見た?」と振ると、「見ていません」と何回も首を振る。こういった反応は各球団、同じだなと思った。

 マスコミは、清原和博や松井秀喜、中田翔以来の超高校級スラッガーの出現に色めき立ち、話を盛って報道するが、プロ野球のスカウトは一歩引いて傍観したいというスタンスだ。


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