「健康のため」で病気に?! 気をつけたい年齢で変わる健康法 (1/3) 〈dot.〉|AERA dot. (アエラドット)

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「健康のため」で病気に?! 気をつけたい年齢で変わる健康法

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 日本人の死亡原因でトップを占めているのは「がん」。乳がんなど一部を除き、ほとんどのがんは加齢とともに発症者数が増えていく「高齢病」といえます。とはいえ、高齢で見つかるがんは進行がゆっくりでおとなしいものも少なくありません。典型的な例が前立腺がんで、手術や放射線といった積極的な治療をしなくても、経過を観察したりホルモン剤でがんの増殖を抑えたりしながら今までどおりの生活を続け、長生きできるケースが増えています。

 男性の死亡原因を年代別でみると、40~80代ではがんがトップですが、90代以降はがんよりも肺炎で死亡する人のほうが多くなっています。

 がん以外では心筋梗塞などの「心疾患」や、脳梗塞や脳出血などの「脳血管疾患」が、成人の死亡原因の5位以内に顔をそろえています。こうした血管系の病気の発症に深くかかわっているのが、加齢とともに血管が硬くなる「動脈硬化」。しなやかさを失った血管は、内側に脂肪などがへばりついて血液の流れが悪くなり、血の塊(血栓)ができやすくなるのです。血栓が心臓の血管に詰まれば心筋梗塞を起こしますし、脳の血管が詰まれば脳梗塞を起こし、いずれも命にかかわります。

 また脳梗塞では、命は助かったとしても手足のまひや言語障害などの後遺症が残る可能性が高く、健康寿命を縮めてしまうことになりかねません。

 心疾患や脳血管疾患は、いずれも日々のよくない習慣の積み重ねで発症する「生活習慣病」。発症予防や悪化を食い止めるために、食事や運動の見直しが効果的です。もちろん努力するに越したことはありませんが、長年の生活習慣は簡単に変えられるものではありませんし、今までほとんど気をつけていなかったような人がキッチリ実行しようとするとストレスがたまって毎日が楽しくなくなってしまいます。「そこそこ」気をつければいいのです。


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