濡れた手で「アルコール消毒」してはいけない (1/3) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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濡れた手で「アルコール消毒」してはいけない

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アルコール製剤の消毒効果を最大化しよう(※写真はイメージ)

アルコール製剤の消毒効果を最大化しよう(※写真はイメージ)

 人は誰でも風邪をひく。しかし、いつもピンピンしている人がいる。彼らには「早期発見・即対処」という共通点がある。風邪をひきそうになっても悪化させないから、周囲から「風邪をひいているように見えない」のだ。では、彼らはいつ、何をしているのか?

 本記事では、現役の内科医、救急救命医、薬剤師などの知見と医療統計データ、150近くの最新の医学研究論文や文献を総動員し、「医学的に正しい風邪対策」を紹介する裴英洙氏の話題の新刊『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?MBA医師が教える本当に正しい予防と対策33』から、内容の一部を特別公開する。(構成:今野良介)

●ウイルスを撃退する「手洗い9ステップ」

 先日公開した『トイレの「ハンドドライヤー」を使ってはいけない』に続き、「風邪を予防するための本当に正しい手洗い方法」についてお伝えします。

 手を清潔に保つための「手指衛生」は、感染症予防の基本中の基本です。「接触感染」の多くは、人の手を介して起こるからです。

 医療機関における感染対策も、手洗い・手指消毒を最も基本的な対策と考え、1つの処置ごとに1回手洗い・手指消毒をする考え方が、大変重視されています。

 しかし、一般的には、風邪予防の観点から正しい手洗いの方法を知っている人は、以外に少ないものです。

 1日に11回以上手洗いをする人は、風邪のリスクを50%以下にできることが、複数の研究で示されています。睡眠時間を除けば、1時間~1時間半に1回、手を洗うくらいの頻度です。

 たとえ潔癖症だと言われても、大切なプレゼン前、受験前や結婚式前など、絶対に風邪をひけないという人は、しつこく手洗いをすることが、風邪予防に直結します。

 また、手洗いの前提として、爪は常に短く切っておきたいところです。爪の間には雑菌が入りやすく、かつ洗いにくいため、手洗いの効果が十分に発揮されない可能性があるからです。



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