トイレの「ハンドドライヤー」を使ってはいけない (2/3) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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トイレの「ハンドドライヤー」を使ってはいけない

水分をふき飛ばすが、ウイルスをバラ撒く (※写真はイメージ)

水分をふき飛ばすが、ウイルスをバラ撒く (※写真はイメージ)

(2)ジェット式の送風タオル
 ファミリーレストランや商業ビルなどのトイレには、手を入れると風が出て乾燥させるしくみの温風ドライヤーが普及しています。また、強い風で一気に手に残った水分を吹き飛ばす「ジェット式ドライヤー」も、多くの場所で見られるようになりました。

 ジェット式ドライヤーは、ペーパータオルに比べて27倍も多く、空気中にウイルスを飛散させたという実証データがあります。

 また、アメリカの応用微生物学会の研究で、ジェット式ドライヤーから同じ距離に設置したプレートに付着したウイルスの数を、比較検証した実験があります。その結果、ジェット式ドライヤーは、一般的な温風ドライヤーの60倍、ペーパータオルの実に1300倍も多くウイルスが付着していたのです。

 つまり、ジェット式ドライヤーがあるトイレは、風邪ウイルスがトイレの空間中にまんべんなくばら撒かれている可能性があると言えます。

●使い捨てペーパータオルが圧倒的に清潔

 これらのことから、私は(3)の使い捨てペーパータオルを好んで使っています。

 実際、トイレで手洗いしたあとは、ドライヤーよりペーパータオルによる乾燥が推奨されることが、乾燥時間、乾燥度、微生物の除去、汚染予防の観点から、多くの研究で示されています。

 また、公共トイレなどで、手洗いしたあと手を拭かずにトイレを出る人を見かけます。濡れたままの手にはウイルスが残っており、乾燥した手に比べて100~1000倍のウイルスを運ぶ可能性があると言われています。

 そのウイルスは、ペーパータオルで乾燥させることで減少できるのです。これらのことから、ペーパータオルが常設されたトイレを把握しておくと、不要なリスクを抱えずに済むと言えるでしょう。

『一流の人はなぜ風邪をひかないのか?』では、このほか、医学的な根拠に基づいた、日常生活の中で風邪リスクを激減させる具体策を詳しく紹介しています。

 仕事を休めないビジネスパーソンはもちろん、結婚式や旅行など重要なイベントを控えた方、受験生やその家族、妊娠中の方など、絶対に風邪をひけない時期に、ぜひ本書の内容を実践し、肉眼で見えない風邪ウイルスと戦う正しい方法を身につけてください。

※本記事のタイトルは、公開時点で特定の商品に関する内容であるという誤解を招くおそれがあったため、一部修正いたしました。



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