子どもの将来を決める 「たった一つの条件」とは? (3/4) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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子どもの将来を決める 「たった一つの条件」とは?

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世界標準の子育て

船津徹著

978-4478102794

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●世界の中で、飛び抜けて自尊心が低い日本人

 しかしここに、一つ大きな問題があります。それは、日本人があたりまえのようにしてきた教育では、自信が育ちにくいのです。

 財団法人日本青少年研究所が、日本、韓国、中国、アメリカの高校生を対象に行なった意識調査があります。これは、「私は価値のある人間である」という質問に「YES」と答えた割合を調べるもので、結果は日本7.5%、韓国20.2%、中国42.2%、米国57.2%でした。 日本人は謙遜しますから多少色をつける必要がありますが、それにしても「自分は価値がある」と答えた高校生がたった7.5%というのは低すぎます。

 裏返せば、「自分に価値がない」と感じている高校生が92.5%もいるということです。日本の子どもは、アジアの中でも飛び抜けて「自尊感情が低すぎる」のです。

 自尊感情とは「自分に良い印象を持っている」「自分が好きである」という自分に対する「ほどよい肯定感」です。良いところだけでなく、悪いところも含めて、あるがままの自分を肯定できている状態です。自尊感情が低い人は、過去の失敗や不快な経験をよく記憶しています。

 そして、失敗を繰り返すことを過剰に恐れるため、新しい挑戦ができなくなります。

 子ども時代に自尊感情が育たないと、消極的な態度が形成され、将来の夢が描きにくい、人生の幸福感が低い人間になってしまうのです。


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