保険加入「断固拒否」で生活苦に陥った残念サラリーマンの悲劇 (1/3) 〈ダイヤモンド・オンライン〉|AERA dot. (アエラドット)

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保険加入「断固拒否」で生活苦に陥った残念サラリーマンの悲劇

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横山光昭:家計再生コンサルタントダイヤモンド・オンライン#がん

(※写真はイメージ)

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●保険なしで胃がんになり 家計が回らない状況に

 先日、家計診断に訪れた会社員のKさん(34歳)は言います。

「何とか保険に入りたいんです」

 保険を見直したいという人や、いわゆる「保険嫌い」の人は多いのですが、「入りたい」と言ってくるのは少数派なので、どうしたのかと不思議に思いました。経験上、こういう人は、病気になってしまい慌てて加入したがっているか、何か良からぬことを企んでいることが多かったからです。

 理由を聞くと、やはり思った通りでした。今までは健康に自信があったので、生命保険に入っていなかったのですが、胃腸の調子が悪く病院で受診すると、胃がんが見つかったとのこと。「まだ若いのに」とショックを受けたそうですが、すぐさま入院して手術し、念のための化学療法を受けました。

 幸い転移もなく、無事に退院しましたが、入院費はかなりの金額に上りました。働けない間は欠勤扱いとなって収入が減り、生活費のやりくりにも大変な思いをしたそうです。そのため、「もし再発してしまったら、家計が回らなくなるのではないか」と
心配で、生命保険に入りたいと思うようになったというのです。
 病気になる前の自分に、「保険に入っておけ、と言いたい」というKさんは、今、保険に入りたくても入ることができません。一度、がんのような大きな病気にかかってしまうと入りづらくなってしまうのが生命保険です。

●「高額療養制度」を活用しても 入院中の食事代や差額ベッド代は出ず

 Kさんに詳しく話を聞きました。

 Kさんは、「高額療養制度」を利用し、医療費の自己負担部分のうち、一定金額以上のものを、健康保険から直接、病院に支払ってもらう手続きをしました。ですが、入院中の食事代や、手術後入った個室の差額ベッド代は補てんされず、痛い支出となってしまいました。

 また、困ったのは入院に関する支出だけではありません。休んでいる間、欠勤扱いとなったため、給料が激減。傷病手当の手続きをしましたが、手当の金額が少ないため生活は苦しくなり、クレジットカードからキャッシングして、何とか回していくという暮らし方を続けていたそうです。


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