●2~3歳になって役立つ神経回路をつくる言葉

 私の息子は2人とも、おしゃべりママさんのおかげで言葉を使うのは早く、1年たらずで短い文章を使いました。

 ペラペラとよくしゃべり、しっかり歩く小さな子を見て、とても誕生日前の子どもとは見られませんでした。

「お母さんが小さいと、子どもも小さいんだね」

 などといわれたこともありました。

※赤ちゃんは、言葉はしゃべれないのですが、聞こえる言葉の一部は理解して、反応できます。赤ちゃんの脳の神経細胞は言葉に反応しているのです。このとき、2~3歳になって言葉を使うときに役に立つ神経回路が徐々にできつつあるのです。

●ベストセラー“0歳からの伝説の育児バイブル”がついに復刻!!

 このたび、1983年の発売で長らく絶版となっていた、私と妻の『赤ちゃん教育』を、累計25万部超の「カヨ子ばあちゃんシリーズ」……『カヨ子ばあちゃん73の言葉』『カヨ子ばあちゃんの男の子の育て方』『カヨ子ばあちゃんのうちの子さえ賢ければいいんです。』を刊行したダイヤモンド社から出版しました。

 おかげさまで、多くの方々に読んでいただき、『赤ちゃん教育』は第4刷が決定しました。海外からも続々翻訳オファーをいただき、本当にありがとうございます。

 刊行に際し、190点近いイラストと本文をリニューアルし、最新の脳科学データを満載にしました。

 1983年発行書籍は、一時期、アマゾンマーケットプレイスで10,056円の高値がつきました。

 ソニーの伝説的創業者で、子育ての名著『幼稚園では遅すぎる』を書かれた井深大氏からも絶賛いただき、国会図書館からの貸出も多くて本がバラバラになり、貸出ができなくなった、“0歳からの伝説の育児バイブル”です。

 2009年に『中居正広の金曜日のスマたちへ<金スマ>』(TBSテレビ系)や『エチカの鏡』(当時、フジテレビ系)などで“脳科学おばあちゃん”と紹介された妻の久保田カヨ子と一緒に実践してきたクボタメソッドの原点はすべて『赤ちゃん教育――頭のいい子は歩くまでに決まる』にあります。

 2人の息子も東大&一級建築士に合格。この20年で3000人超の赤ちゃんと接してきた我々の知見と経験をすべて書籍にとじこめました。

 クボタメソッドが長年有効とされている秘密は、最新の脳科学データに基づき、前頭前野を鍛え、ワーキングメモリーの能力を高め、海馬を使う記憶の能力を高めるからです。

※【ps.】このたび、「脳科学おばあちゃん」初の『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』を出版。おかげさまで、楽天ブックスやアマゾンの「子育て」ジャンルでベストセラーとなりました。また、『カヨ子ばあちゃんの子育て日めくり』の連載も好評です。ぜひ一度ペラペラめくりながら、子育てを楽しんでくださいね。

 よろしければ、『赤ちゃん教育』とあわせてお読みいただけると幸いです。