テイラー・スウィフト 全米シングル・チャート4週目の首位に
テイラー・スウィフト 全米シングル・チャート4週目の首位に

 アルバム『1989』と共に、「ブランク・スペース」が4週目の首位!テイラー・スウィフトが今週もNo.1を死守した、12月20日付HOT100チャート。

 2014年の年間チャートでは、登場たった3週で3位にランクインするという強さをみせた、テイラー・スウィフトの『1989』。同じく、4週のNo.1をマークした、1stシングル「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」は、年間13位にランクインし、今週も引き続き6位をキープしている。そして、アルバムからの2ndシングルである「ブランク・スペース」は今週も1位の座を譲らない。まさに新女王として君臨するテイラー、2015年の年間チャートでは、この曲でTOP10入りを狙いたいところ。

 その座を狙うように、徐々にポイントを伸ばし、今週自己最高位の2位まで上昇したのは、ホージアの「テイク・ミー・トゥ・チャーチ」。教会出身の彼らしい、このサウンドがこの時期にもマッチしていることから、クリスマスシーズンに向けてエアプレイの上昇、No.1の入れ替わる可能性も高いとみられる。

 また、テイラーと共に上位を独占していた、メーガン・トレイナーのデビュー曲「オール・アバウト・ザット・ベース」は3位にダウンしたが、かわって2ndシングルとしてリリースされた、「リップス・アー・ムーヴィン」が、先週の13位から8位へ、2作連続のTOP10入りを果たした。
 8週間の首位をマークしたデビュー曲の勢いもあり、この曲も続けてNo.1を獲得することも期待されている。さらに来年、1月13日には、両曲が収録される自身のフル・デビューアルバム『タイトル』がリリースされることから、プロモーション効果によって順位を伸ばすことが予想される。9月にはテイラーから首位の座を奪い、11月に再び奪われ、さらにこの曲でリベンジなるか!?両者の対決から、目が離せない。

 TOP10入りを狙うのは、13位に浮上したビヨンセの「7/11」。今年の年間アルバム2位をマークした、5thアルバム『ビヨンセ』に、新曲2曲、リミックス4曲をプラスした『ビヨンセ・プラチナ・エディション』の新曲の1曲で、下着姿で踊るPVが色んな意味で話題を呼んでいる。アルバムこそ大ヒットを記録しているものの、シングルでのNo.1獲得は、2008年末の「シングル・レディース」以来、実現していない。HOT100チャートでも、久々に女王の貫禄をみせていただきたいものだ。

 ホリデーシーズンの女王という異名もついたマライア・キャリーは、今年も「恋人たちのクリスマス」がリ・エントリーとして50位にランクイン。クリスマスソングとしては、もっとも売れた曲として殿堂入りしている。