狭山湖畔霊園の「管理休憩棟」。建物外部の水盤に映る四季折々の景色と水面の揺らぎが天井に反射して、内部に敬虔な雰囲気を作り出す(撮影/写真映像部・高野楓菜)
狭山湖畔霊園の「狭山の森 礼拝堂」。祭壇も椅子も、祈りに集中できるデザインを徹底的に意識した。管理休憩棟とともに、建築家の中村拓志さんが設計(撮影/写真映像部・高野楓菜)
スウェーデンの「森の墓地」は建築好きの聖地。なだらかな丘に通る道が礼拝堂に続く。故人と自身の行く先が重なる(Akiko Onishi)
アーティストの福原志保さんとゲオアグ・トレメルさんによる「Biopresence」は、故人の遺伝子×樹木という発想で墓標の新しい概念を示した (c)BCL
建築家の隈研吾さんは、墓地のほかに「お仏壇のはせがわ」とコラボして仏壇もデザイン。ルーバーのモチーフが仏壇特有の存在感を抑え、現代の空間になじむ(写真:お仏壇のはせがわ提供)
隈さんが1991年に東京・環状8号線沿いで設計したマツダのショールームは奇抜さで話題を呼んだが、今は斎場「東京メモリードホール」に(写真:メモリード提供)