翠式カリー炒飯(中国料理 翠)/皿の中のすべてが、カレーを引き立てる。クミンとパセリが香る薄味のチャーハン、ネギ油をまとったチンゲン菜、口直し用の生姜の千切り、サクふわの蒸し揚げパン。半熟の目玉焼きを追加すれば、さらにまろやかに。(撮影/写真映像部・戸嶋日菜乃)
ひとさじふくむと、数々のスパイスや調味料の風味が同時に炸裂。混乱に陥りながらも、次第にスプーンが止まらなくなる。「毎日食べたい」と話す常連もいるが、店長の後藤一機さんは「クセの強い味なのに。きっと変態ですね」と笑う。「週に一度、ガッツが欲しいときに食べに来て」(撮影/写真映像部・戸嶋日菜乃)
クミンにフェンネル、花椒など、スパイスがずらり。あんにはカルダモンの粒がゴロゴロ入っており、噛むたびに爽やかな刺激が押し寄せる。(撮影/写真映像部・戸嶋日菜乃)
中国料理 翠(撮影/写真映像部・戸嶋日菜乃)
海鮮も野菜も大ぶりで、食感や素材の味が生きている。それぞれ主張のある具材たちが、ガラスープのうまみと、とろみの強いあんによって一つにまとまる。(撮影/写真映像部・戸嶋日菜乃)