ニッチでも輝く会社を目指した父の意志と、高価なよりもいい品を大事にした母の精神。雅風荘にくると、そんな父母の傍に、戻ってきた気がする(撮影/山中蔵人)
市電の運転手は木製ハンドルを持ち、装置に挿してブレーキなどを操作した。その「ほんまもん」のハンドルが、欲しくて欲しくてたまらなかった(撮影/山中蔵人)