歌舞伎座の楽屋で、『車引』松王丸の顔をつくる幸四郎。力強い二本隈に襲名の決意が宿る。「僕の肉体を通して、先人や先輩の素晴らしい芸をいかにお客様にお見せするか。それが役者としての最終的な目標です」(撮影/写真部・岸本絢)