高橋大輔熟練の絶対王者 現役最後の舞台へ1986年、岡山県生まれ。身長165センチ。バンクーバー五輪銅メダル。2012年のグランプリ(GP)ファイナル優勝。13年GPシリーズ・スケートアメリカ4位、NHK杯優勝。GPファイナル進出を決めるも右足を負傷し、欠場。実績ではソチ五輪代表入り要件を満たしながらも、代表選考に全日本選手権の参加が必須条件として加わったことで、ケガの影響も心配される (c)朝日新聞社 @@写禁
羽生結弦世界をとろけさせる “天才”新エース1994年、宮城県生まれ。身長171センチ。2012年、全日本選手権優勝。13年、フィンランディア杯優勝。GPシリーズ・スケートカナダとフランス杯で2位。GPファイナルのSPで歴代最高得点を記録し、優勝。代表選考では一歩リードしている。長い手足を生かした表現力に、4回転でも出来栄え点を稼げる美しいジャンプが武器。演技後に見せる仕草や表情の可愛さも注目(撮影/写真部・馬場岳人)
織田信成“猫ジャンプ”健在 2児のパパ1987年、大阪府生まれ。身長164センチ。バンクーバー五輪7位。2013年、ネーベルホルン杯で4回転に成功し、優勝。GPシリーズ・スケートカナダ3位、NHK杯2位。欠場の高橋に代わって出場したGPファイナルで3位。不調が続いていたが、今季は好調。膝の柔らかさを生かした、猫のようにしなやかに着地するジャンプが持ち味。五輪シーズンでの引退を表明している(撮影/写真部・馬場岳人)
町田樹崖っぷち上等 “哲学王子”見参1990年、神奈川県生まれ。身長162センチ。2013年、GPシリーズ・スケートアメリカで自己ベストを大幅更新して優勝。ロシア杯優勝、GPファイナル4位。今季、目覚ましい活躍で、五輪代表枠争いに名乗りを上げた。GPファイナルではSPでジャンプに失敗、挽回したフリーでは演技直後に涙を見せた。羽生、高橋に次いで代表枠に近いとされる。芸術的なスケートにファンは多い(撮影/写真部・馬場岳人)