松嶋菜々子  (c)朝日新聞社
松嶋菜々子  (c)朝日新聞社
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「ママ友とも気さくにランチをしますし、学校行事にはご夫婦揃って参加されて、ごく普通のきれいなママという感じです」

 ある芸能関係者は普段の松嶋菜々子(44)の様子をそう語る。

 「イマドキのパパ・ママのくらしと子育てに関する調査2018」(メディケア生命調べ)の「理想の芸能人ママランキング」では1位に輝き、同時に発表した「パパランキング」では、夫で俳優の反町隆史(44)が4位にランクイン。夫婦揃って、理想のパパ・ママに選ばれた。

 松嶋は来年4月から始まるNHK朝の連続テレビ小説「なつぞら」ではヒロインの広瀬すず(20)の義母役で出演する。

「100作目の記念すべき朝ドラとあって、すでにロケも始まっています。ここ最近は母親役を演じることも多くなってきましたが、松嶋にとっても二度目の朝ドラになりますから、最初から気合が入っています」(NHK関係者)

 プライベートでは2人の娘を持つ母親で、反町と一緒に学校行事に参加する仲むつまじい姿が毎年のように女性週刊誌で取り上げられる。

「仕事のスケジュールも、あくまで家庭を優先しながら決めるというのが方針で、反町もよく家のことをサポートしてくれるようですね。子どもたちのしつけも彼女が厳しく、反町は優しく、という役割だそうで、パパは常に優しいそうです」(前出・芸能関係者)

 SNSなどで発信することもなく、トーク番組などでもあまり私生活のことは明かさないが、あるテレビ局スタッフは「漏れ伝わる素顔は普通の感覚を持った母親という感じで、その姿がママたちから支持される理由なのかもしれません」と語る。

 一方でこんな話も。松嶋は2013年に映画『藁の楯』でカンヌ映画祭のレッドカーペットに登場したが、当時の様子を映画ライターがこう振り返る。

「松嶋はウェストにピンクのリボンをあしらったドルチェ&ガッバーナの水色のロングドレスで登場しましたが、観客は彼女に見とれていましたね。身長が高くスタイルも抜群、それ以上にものすごくオーラがあり、海外の大女優と並んでも全く見劣りしませんでした。現地の関係者も絶賛していました」

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器用ではないが、存在感がある