また、拘留を10カ月、ちょうど300日になりますけど、しておりました間、色々な方々から書籍、衣服、飲み物、食べ物につきまして差し入れをいただきました。全国津々浦々の方からいただいたことを、これを本当にお礼を申し上げます。また、今日は拘置所から出ましたときに、手紙をいただきましたけども、手紙をいただいておった方々についても今日初めて拝見いたしましたので、その百数十通を超える手紙をいただいた方にもまた、この場をお借りしてお礼を申し上げます。
私はこれから、色々活躍をさしていただくつもりでいますけど、小学校の建設については未だ諦めておりません。認可を取り下げましたときにもお話しましたが、決して諦めておりません。しかも、私の心としては、吉田松陰先生の志をもって、心として、進ませていただこうと思っております。
さらに、これはこの、会見の場でお話してもいいことだと思いますが、天皇陛下、今上陛下は憲法第9条を改正しようとは思っておらないと認識しております。私は天皇国日本のもとに教育をさしていただいておりますから、天皇、今上天皇陛下がしっかりと憲法第9条については反対とまではおっしゃっていませんが、積極的に賛成だということはおっしゃっておりませんので、今上陛下が危惧されていることについては、されないほうがよろしかろう、これはいう風に思っております。今日の朝、考えておりますと、ちょっと句が出てまいりました。
早朝の 志を得る 初夏の風
そういう風な句が出ておりましたので、それもお伝え申し上げたいと思います。もう少しまとめをさせていただきますので、文書にいたしておりますので、それを読み上げさせていただきます。保釈にあたって…
<諄子被告が泣き始める>
ん?大丈夫?がんばって。冤罪や。
冤罪でこういう女性をいたずらに苦しめるということを国家がしているということは非常に問題です。では、今から保釈にあたっての言葉を申し上げます。一連の事件や騒動により、多大なご心配ご迷惑をおかけした皆様。とりわけ塚本幼稚園、肇國舎の園児、及び、保護者の皆様、多くの卒業生の皆様、教職員の皆様、ご支援くださりました皆様方には心より深くお詫び申し上げます。申し訳ありませんでした。また、私どもを物心両面で支えてくださった皆様方に厚く御礼を申し上げます。
現時点では詳細を、あ、私ども夫婦が訴追されている案件につきましては、今だ公判の準備中であることから、現時点では詳細をお話することは控えたいと思います。吉田松陰先生の信教で粛々と裁判に向き合っていきたいと思います。
国会では、国有地売買の経緯、小学校設置認可の経緯などをめぐって、激しい論戦が、論争が続いておるようでありますが、10カ月間社会から隔絶され、多くの情報が遮断された状態で過ごしておりましたので、現在の状況を把握しかねております。不確かな認識でお話したことが独り歩きするようでは、これからようやく再生の一歩を歩みだした新たな学校法人森友学園、関係者の皆様にご迷惑をおかけすることになりかねません。従いまして、本日の時点ではこれらの件についても具体的なコメントは差し控えさせていただきたいと考えております。平成30年5月25日 籠池泰典
で、ございます。以上でございます。ありがとうございました。