あとは周りの反応が楽しいんですよね。スタジオだったらスタッフさんたち、イベントだったら来てくれているお父さんお母さん、おじいちゃんおばあちゃん、子どもたちの反応を見るのが楽しいんですよ。それが無かったら続かないでしょうね。
だって、みんな楽しそうにワンワンのことを見てますもん。ママ、パパ、楽しそうだな~、若いな~、パワーあるな~って思っています。ウフフ。だから、かえって僕がパワーを貰っているんですよね。無反応のときほど怖いものはなくて「失敗したなー」と思うんです。
アニメの(声優の)仕事では本番録音の時の反応がわからないんですよ。テストのときは周りの役者さんが反応してくれるけど、本番になるとスタジオがシーンとなっちゃう。反応が無いからこれでよかったのかどうかもわからない。悪い反応でもあれば、次はこうしようかなという気になります。
「ワンワンわんだーらんど」のようなイベントで行くと、その時の会場やお客さんの層、土地柄、季節でも反応が違います。みなさんの体調もあるだろうから。その反応によって「やっぱりやってよかったな」て思うこともあるし、「やらなきゃ良かった」って反省したり。
――イベントでは子育て中のお父さんお母さんに会場で触れ合うこともありますよね。20数年間で変化はありますか。
やっぱりね、「あれ!?こんなにみなさん若かった!?」って思う。アハハハ(笑)。前はちょっと自分に近い感覚でやっていたのが、最近のママさんパパさんって若すぎない?って思っちゃう。それって自分が思いっきり年を取ってるんですよね。それに気が付かないんですよね。
――幼い頃に「たんけんぼくのまち」でチョーさんを見ていた方たちが、20代後半から30代になっています。社会に出て、今度は親としてワンワンを見ているかもしれません。何かメッセージがあればお願いします。
いろんなことがあると思うけど、続けることです。あとは、考え過ぎないこと。ノーテンキにポジティブになっている方が良いですよ。
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