渋谷:はい!
――渋谷さんにとっての関ジャニ∞という存在はどういうものでしたか。
渋谷:どういう存在……。間違いなく、自分の中では一番大きくて大切な存在で、家族より長い時間を共に過ごしてきた人たちなので、中途半端な覚悟や中途半端な想いでは何一つできなくて、何をするにも全員命懸けで取り組んできたからこその今があると思っています。自分もその経験があってこその今回のこの決断に至ったので、本当に心からの感謝と、心からの申し訳ない気持ちです。
――メンバーに支えられて、甘えてここまできたとありましたが、もっと甘えて、あとちょっと自由にさせてもらえないか、というようなことは浮かびませんでしたか?
渋谷:なかったです。今まで自分は音楽が好きで活動をしてきて、その中で年齢的なことを考えることもあり、今後の人生は自分で音楽を一から学んでやっていきたいという意志が固まったので、辞めさせていただきたいという意志を伝えました。
――今、メンバーの皆さんのご挨拶を、どんな風に言葉が入ってきましたか。
渋谷:感謝しかないです。感謝と申し訳なさと、どんな理由があれ、どんな自分の決断だとしてもこれはもう迷惑をかけてしまうことは間違いないことなので、そこに関してはただただ申し訳ない気持ちしかないです。にも関わらず、一人ひとりが言ってくれた言葉というのも、頑張ってこいよというような気持ちを感じ取れたので、本当に感謝しかありません。
――15歳から21年間ジャニーズ事務所にいて、今思うことは。
渋谷:本当に良かったなと思っています。色んな経験をさせてもらいましたし、特に15歳という年齢からの21年間という一番多感な時期もそうですし、そういう時間をこのジャニーズというところで色んなお仕事をさせていただく中で自分という人間も作られてきたので、本当にそうですね、感謝しかないです。今後の人生もジャニーズというところで21年間、関ジャニ∞というグループで活動させていただけたということは自分の人生で一生の誇りだと思うので、この感謝と誇りというものを常に胸において生きていきたいです。
――大変だった、しんどかったということはありましたか?
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