村上:話聞いた時の第一声は「なんでや」でしたけど、そりゃあ。それで、ちょこっと話を聞いて、「それは嫌や!」ですよね。最初は。まずは「なんでや」と「嫌や」しかなかったですよ。話し合いを進めていくうちに、みんなが言った通りですけど、スタッフに迷惑をかけることも、ファンのことを第一に考えた上で、ここまで腹括ってるねんなっていうのは、目を見れば分かりました。皆さんからいただいた質問は僕らから何度もぶつけた質問でもありますし、それでもというのであれば。僕は地元も近いところで育って、同世代というところもあって、「関ジャニ∞のメンバーとしてはもちろん嫌やで。でも、幼馴染としては、頑張ってこい」と言うしかない思いを言ってくれましたので。
――背中を押そうと思った具体的なエピソードを教えてください
村上:話というより、目ですね。これはそうですね、最後みんなで話したときも「本当に辞めるっていう決断なんやね」って何度も聞いて。これを聞くのは怖い時間でしたけど、みんなの前で、何も発せず、うんと頷くのみでした。そのときに目を見ても、曇りなくだったので。目を見れば分かる時間を過ごしてきたというのもあります。多くを語らずとも。
――関ジャニ∞の活動の中で一番印象に残っていることは?
渋谷:メンバーと楽屋でしょうもない話をしている空気というか、(そういう時間が)絶え間なくいつもずーっとあったなぁというのがありますね。
――他のメンバーの皆さんは思い出とかはありますか?
村上:思い出……死ぬわけじゃないからね!思い出はまぁ、まだしばらく一緒にいますし、これで最後なんやなという時が思い出になるんじゃないですか?今振り返るにはまだ早い気もしますしねぇ。その時が来たら。現状は今でしょうね(笑)。
――渋谷さんが新たに活動を始めたらファンになりますか?
村上:そりゃなるでしょうね。聴きますしね。
――さっき、横山さんは泣いていましたが、あの涙は。