「It's fucking cold today!」(今日はくっそ寒いな)
毎年のように厳しい冬を迎えるニューヨークあたりでは、きっといまごろ毎日この言葉が飛び交っていることだろう。つまり、Fワードは公に使えないし、子どもに聞かせられないような汚い言葉だけど、日常的な使用頻度は非常に高いのが現実だということである。とはいえ、発展途上の英会話能力しかない私には、このFワードを上手に使いこなすことができない。だが、知らなければトラブルを避けることもできないし、正直、使いこなしてみたいという気持ちはある。そこで以前、ニューヨークを取材で訪れた際に、北部にあるブロンクス区に暮らす知り合いにFワードの使い方について聞いてみた。
「How I use “Fuck”?」(ファックってどう使うの?)
「Hey you! You should not use it.」 (その言葉は使うなよ)
「Sorry. But I think that most American people use that word.」(アメリカ人って、よく使うよね)
「Yes. But that is bad word!」(使うね。でも、良くない言葉だから)
「I see. But, if I could use it, it might be cool.」(わかってるけど、上手に使えたらカッコイイと思って)
「Are you a teenager?」(ティーンエイジャーかよ!)
日本人的には、「Fuck You」のように、相手をののしる表現の代表格で、簡単に使い方ぐらい教えてもらえると思っていた。だが、実際には間違っても口に出すことは許されない言葉になっていることがわかった。拒絶されたとはいえ、知人自身が実際に使っている現場を何度も目にしていたので、一般的な使用例を知りたいとしつこく聞くと、難色を示すものの、具体的な使用方法についても教えてもらうことができた。