勝負に徹するなら徹するで、2試合フル出場の選手のコンディションをコントロールしなければ、韓国戦がどういう試合展開になっても引き分け以上に持ち込むのは難しかったと言わざるを得ない。

 ただ、すでに終わってしまったことをいつまでも引きずっても仕方ない。次の代表活動は来年3月。そこに向けて今回の3試合をしっかりと検証し、海外組や浦和の選手はもちろん、今回招集されなかった候補も含め、ベターなメンバー選考につなげてもらいたい。(文・河治良幸)

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