<私がリハビリアプローチを実際に任された2月はまだ杖をついて家では車いすでした。絶望と言われた復帰 皇成の復帰したい思いとアスリート魂、身体能力 私も絶対復帰させる !その時は怪我する前より乗りやすい身体にしてみせる!(一部抜粋)> と力強く宣言。6月30日には、<皇成の身体の反応は抜群です。身体を研ぎ澄ませる感性も怪我をしたからこそ更に磨かれていったのだと思っています(一部抜粋)>と明るい展望を記し、7月12日のブログでは、<ずっと一緒に闘ってきた皇成がいよいよ復帰 馬に乗る前の最後のトレーニングになった七夕の日。嬉し、寂しい気持ちにもなりました。心はファミリーみたいなものです(一部抜粋)>と騎手の復帰を我がことのように喜んだ。樫木さんはアスリートのボディも指導するとはいえ、三浦騎手との関係は一瞬遠いように感じる。
だが、ここに“夫婦仲”のヒントが隠されていた。
先の芸能記者がいう。
「考えてみれば、ほしのは結婚前から樫木さんの指導を受け、『ほしのボディ』という本を作り、結婚式にも樫木さんを招いている。まさに彼女のファミリーなんですね。出産後のウエストの“くびれ”も樫木さん頼みでした。夫のピンチ時、絶大な信頼を置く樫木さんに、姉さんの女房として一肌脱いだ(相談した)ことは想像に難くない。さげまんと言われたほしのですが、夫を陰で支え続けたことで“女としての株”は、あがった!我々の予想を裏切り、夫婦仲もずっと良かったんでしょう」
その言葉を裏付けるように、あるスポーツ関係者が、「 7月に先輩の田辺裕信騎手宅で開かれ素麺パーティに“三浦一家”が仲良く参加していた 」と話している。
8月のレースまであと数週間。競馬記者の有吉正徳さんはいう。
「勝負勘が実践で戻るか不安かもしれないが、競馬を客観的に見たのはプラスに作用する。テニスのフェデラー選手のように、長期休養でしっかり休んで見事に復帰した例もあるし、完璧な体調で臨んでほしい。武豊の新人記録を超えたようにセンスはあるのだから、焦らず自信を持って」
無事に走って勝ってほしーの。そう願うのは、妻もファンも同じだ。(藤村かおり)