感謝の言葉を言い続けることで結果的に浮気を白状させるに至った麗華の絶妙な“テクニック”に、ネット上では「麗華のような追い詰め方がきっと1番怖い」「男に浮気を吐かせるって凄い上等テクニックな気がする」「察しのいい麗華さんが有島くんをじわじわと追い詰めてる感じ、ゾワッとした」といった声が出ていた。

 一方、ラストには今回も東出の“怪演”も待ち受けていた。美都と涼太は2人で家に帰ったものの、美都は改めて離婚を決意、離婚届を涼太に突き出す。これに頭を抱える涼太だったが、やがて意を決したように離婚届に名前を書き始めるが、名前の欄にひらがなで「わたなべ」と誤記入。「あ、ごめん」と言いながらも、満面の笑みで離婚届を破り捨てるのだ。涼太の行動に視聴者からは「離婚届をビリビリに破る涼太の笑顔は最高に気持ち悪かった……」「そこらのホラー映画より怖い」といった声のほか、「仲さんと東出さんの笑ってるようで笑ってない表情が恐怖!」という感想もあった。

 「あなそれ」の初回は、平均視聴率11.1%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と好スタートを切っていたが、第2話の9.0%と一桁代に転落。しかし徐々に復調し、30日放送の第7話は12.4%(前回比0.9ポイント増)となり、2週連続で自己最高記録を更新した。(ライター・朝比奈ゆう)