石坂浩二(c)朝日新聞社
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広島県呉市の「大和ミュージアム」に 戦艦長門の軍艦旗を寄贈した石坂浩二=2006年撮影(c)朝日新聞社
広島県呉市の「大和ミュージアム」に 戦艦長門の軍艦旗を寄贈した石坂浩二=2006年撮影(c)朝日新聞社

 俳優の石坂浩二(75)が4月3日、主演を務めるテレビ朝日系ドラマ『やすらぎの郷』の番組宣伝のため、同局系『グッド!モーニング』に生出演した。番組では、共演者で元妻の浅丘ルリ子(76)と元恋人の加賀まりこ(73)もVTR出演。石坂はそんな2人との共演について「それはやっぱり懐かしい。昔、芝居を一緒にやりましたからね。(緊張感は)ないですよ。そんなことでジタバタしてたら生きていけない」と笑顔で打ち明けた。

【写真】石坂浩二が寄贈した戦艦長門の軍艦旗

 3日からスタートした同ドラマは、シニア世代の視聴者に向けた帯ドラマ。初回の平均視聴率が8.7%(ビデオリサーチ調べ、関東地区)と、昼の時間帯としては高視聴率を記録した。ストーリーは、かつて売れっ子脚本家だった主役の菊村(石坂)が、一時代を築いたスターしか入れないという老人ホームに入居。そこで起きる悲喜交々の人間ドラマを主人公・菊村の視点で描いていくというもの。何より、石坂は元恋人に加えて元妻とも共演ということなるが、それを懐かしいと思う余裕はさすがである。女性週刊誌の編集者は、「石坂さんは度量の大きい人なんです」と証言する。

「例えば、自身が司会を務めていた『開運!なんでも鑑定団』(テレビ東京系)で、米国人が戦艦・長門で掲げられていた軍艦旗などの鑑定を依頼したことがありました。1000万円もの値が付いたんですけど、なんと、それを石坂さんが自費で買い取り、広島県呉市の『大和ミュージアム』に寄贈したんです。本当に度量が大きいというか、男気がありますよね。ちなみに、その軍艦旗は縦3.6メートル、横5.4メートルという特大サイズで、石坂さんの家の居間よりも大きかったそうです」

 『なんでも鑑定団』の石坂といえば2016年、約2年にわたってほぼ発言が放送されず、「意図的に編集されているのでは?」と騒がれた“カット問題”の印象も強い。が、その際も大人の対応をしていたという。

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