女優の広瀬すず(18)が2月17日に放送された情報番組『ZIP!』(日本テレビ系)にVTR出演した。芸能界に入った理由について「断りきれなかった」と明かした。
実姉の広瀬アリス(22)が専属モデルを務めていたファッション誌のイベントに行った際、所属事務所の社長に声をかけられ、14歳で芸能界デビューした。だが、当時はバスケットボールに夢中で女優になることなど考えておらず、上京することさえ拒否していたという。それでも「(バスケットボールに)影響が出ない程度に始めてみない?」と勧められ、断りきれずに芸能活動をスタート。最初のCMの仕事がバスケの新人戦と重なってしまい、「3日間号泣して。マネージャーさんを睨みつけてました」と恨んだこともあったという。
現在は女優としてドラマや映画で大活躍し、雑誌『Seventeen』(集英社)の専属モデルもこなして10代女性のファッションリーダーになった広瀬。そんな人気ぶりとは裏腹に、素人時代は芸能界入りに消極的だったというのは驚きだが、芸能界入りに前向きではなかった人気女優・アイドルは意外に多い。
「例えば北川景子(30)。もともと、人前に出るのは得意なほうではなかったとか。芸能界入りのキッカケは高校2年生の頃、地元神戸のモデル事務所にスカウトされたことですが、最初は全く興味がなかったそうです。母親からも『やめた方がいいんじゃない?』と反対されるほど。その後、事務所に入ることになるのですが、当時、進学校に通い大学進学を目指していて『芝居の稽古が気晴らしになるかも』という程度の気持ちだったそう」(スポーツ紙の芸能担当記者)
そんな北川は2003年にドラマ『美少女戦士セーラームーン』で女優デビュー。2008年には『太陽と海の教室』で月9ドラマのヒロインに。その後の大活躍は言うまでもないだろう。
「本田翼(24)も消極的理由で芸能界に入ったタイプ。中学生の頃にスカウトされモデルの仕事をしていましたが、大学受験に失敗したことが芸能界入りの直接のキッカケだと本人は語っています。大学に落ち、高校3年生の3月になっても進路が決まらなかったところ、母親から『もう1回勉強するか、仕事に就くか、自衛隊に入るか』と迫られ、本田は『仕事やろうかな』と本格的に芸能界入りを決断したそうです。自衛隊に入っていたらどんな女性になっていたのか、興味深いところですが……」(同)
さらに、芸能人になることではなく別の目的でコンテストを受け、結果的に芸能界入りし、人気者になった女優も存在する。