これまで分裂状態にあった日本男子バスケットリーグが統合され、新たに「Bリーグ」として、9月22日にスタートを切った。
国内リーグの分裂を良しとしない国際バスケットボール連盟から資格停止処分を下されていたバスケットボール協会に、Jリーグの初代チェアマンの川淵三郎氏が加わって、立ち上げに尽力した。
紆余曲折を経ながら、ようやく誕生した新リーグではあるが、これからが真の勝負だろう。サッカーのように日本にバスケットボールが根付くかどうかはBリーグの成功にかかっている。
【10月】 “ミスター・ラグビー” 平尾誠二氏が死去
ラグビー日本代表で主将、監督を務めた平尾誠二氏が53歳で死去した。
華麗なステップや突破で人気を博し、京都・伏見工高3年時には荒れた高校のラグビー部を奇跡の日本一に導き、ドラマ「スクールウォーズ」のモデルにもなった。
平尾氏は日本で開催される2019年ラグビーW杯の組織委員も務めており、自国開催のビッグイベントを前に、ラグビー界は大きな存在を失うことになった。
【12月】 レアルに大善戦! 鹿島アントラーズがクラブW杯で準優勝
クラブW杯決勝で欧州王者レアル・マドリーを相手に予想外の大善戦。延長戦の末に敗れはしたものの、柴崎岳の2ゴールなどで、大番狂わせを予感させた鹿島アントラーズの戦いぶりは、近年アジアの舞台でも苦戦続きであったJリーグにとって明るいニュースとなった。
これが偶然ではないことを証明するためにも、来季はACLを自力で勝ち上がり、再びクラブW杯の舞台に立ってくれることを期待したい。