デビスカップでダブルスのみの出場と発表された錦織圭。今回は若手の成長が期待される。(写真:Getty Images)
デビスカップでダブルスのみの出場と発表された錦織圭。今回は若手の成長が期待される。(写真:Getty Images)
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 テニスの国別対抗団体戦デビスカップ(デ杯)のワールドグループ・プレーオフ、日本対ウクライナ戦が、9月16日から3日間にわたり大阪市靭テニスセンターで開催される。

 今回のウクライナ戦は、ワールドグループ残留を懸けた一戦。デ杯は、欧州/アフリカや北中米、そしてアジア/オセアニアの各地域による「ゾーングループ」と、それら地域戦を勝ち上がった16カ国による「ワールドグループ」により構成される。つまりはワールドグループこそが世界最強国を決するステージ。日本は今年ワールドグループを戦っていたが、1回戦でイギリスに敗れたため、プレーオフ(入れ替え戦)に臨むことになった。来年もワールドグループに残留できるか、あるいはゾーングループからやり直すのか、その命運を決める一戦となる。

 対戦フォーマットは、各国4選手によるシングルス計4試合、ダブルス1試合の総計5試合で競われ、先に3勝をもぎ取った方が勝利国となる。今回の日本代表はシングルスランキング上位の4選手で構成され、上から錦織圭(5位)、ダニエル太郎(88位)、西岡良仁(96位)、杉田祐一(98位)。対するウクライナは、50位のイリヤ・マルチェンコと105位のセルジー・スタホフスキーが2枚看板。残りの2人は321位のアルテム・スミルノフと657位のダニロ・カレニチェンコという、ランキング的にも実績としても他と大きく差がついているが、ウクライナはスミルノフをシングルスに、単複両面で最も実績豊富なスタホフスキーをあえてダブルスに起用してきた。

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