こちらは、のちに大老・井伊直弼を輩出する井伊家を、戦国時代に滅亡の危機から守り抜いた、女性武将・井伊直虎の生涯を描く。主演はNHKドラマ初出演となる女優の柴咲コウ(34)で、チーフプロデューサーも脚本家も女性だという。

「主演も脚本もプロデューサーも女性というのは大河ドラマ初のことです。特に意識したわけではなく、たまたまそうなったようですが」と話すのはテレビ誌記者だ。

「『八重の桜』(2013年)も今放送中の『花燃ゆ』も主役は女性。直虎もそうですが、いずれも一般的には知名度が低いので、またもや苦戦を強いられるのではと、NHK内部ではすでに不安視する人もいるようです」(同記者)

 確かに「花燃ゆ」も後半からは、「大奥」さながらの豪華女優の競演が見どころになっている。さらに冒頭で紹介した「真田丸」にも“極秘計画”があるという。

菅野美穂が出産後の復帰第1作で出演するという情報もあります」(スポーツ紙記者)
 
 “おんな”の底力が低迷する大河ドラマを救うのか?

(ライター・浜中こまき)