今年の年末年始は27日から年明け4日までと、カレンダー通りでも最長9日間の休みとなる。遠出をするにも、家で過ごすにも、この時期に多くの人を悩ませるのが“正月太り”ではないだろうか。
「お正月ぐらい気にせず食べたい!」というあなたに、面倒なカロリー計算や食事量の制限は不要、誰にでも簡単にできる、正月太りを最小限に抑えるふたつのコツを紹介しよう。
(1)野菜→たんぱく質→炭水化物の順番に食べる
(2)よく噛んで時間をかけて食べる
まず(1)から。正月の定番メニューであるおせち料理と雑煮を品目別に分類すると以下のようになる。
<最初に食べてOK! 野菜のグループ>
・紅白なます(約50kcal/小鉢1杯)
・たたきごぼう(約46kcal/50g)
・酢レンコン(約35kcal/50g)
・煮しめの野菜&こんにゃく(約225kcal/鶏肉などもカロリーに含む)
・雑煮のツユ&野菜の具 (約208kcal/関東風のトリだし雑煮。もちもカロリーに含む)
<次に食べるもの たんぱく質のグループ>
・かまぼこ(約12kcal/ひときれ)
・伊達巻(約60kcal/ひときれ)
・昆布巻き(約33kca/サケの昆布巻き1個)
・田作り(約36kcal/8g)
・数の子(約33kcal/1/2本)
・ブリやサケなどの魚(約200kcal/ブリの塩焼きひときれ)
・牛のたたき(約25kcal/1枚13gの場合)
<最後までガマン! 炭水化物のグループ>
・くわい(約20kcal/1個)
・栗きんとん(約169kcal/栗約2個分)
・黒豆(約42kcal/約10粒)
・もち(約83kcal(丸もち)/118kcal(切りもち))
まず野菜のグループを満足行くまで食べてから、たんぱく質グループに移る。肉、魚類も思うぞんぶん食べたあとに、炭水化物でフィニッシュ。原則、1ラウンドしたら食事は終わり。どうしても食べたいときは野菜グループに戻るのまではOK。