放送作家でコラムニストの山田美保子氏が楽屋の流行(はや)りモノを紹介する。今回は「ABISTE(アビステ)」の「アクセサリー」。
【写真】繊細で華やかなのにお手頃価格!「ABISTE」のアクセサリーがこちら
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女性アナウンサーやフリーのキャスターが何人も登場する生ワイドのエンディング。スタッフロールの【衣裳協力】に必ずといっていいほど入っているのが『ABISTE』のロゴだ。
改めてご紹介するのもいかがなものかと躊躇しつつ、今に至ったのだが、出演者のみならず、多くの方がコートを脱いで薄着になる春。ブラウスやシンプルなジャケットに、華やかな『ABISTE』のアクセサリーは「やっぱり便利」「一瞬で顔周りが明るくなる」と多くのスタイリストさんが絶賛しているので、やっぱりご紹介することにした。
月~金の帯番組に出演している女性アナウンサーやキャスターは、たいてい、テレビ局が用意してくれたスタイリストさんのお世話になっている。
二昔ほど前、女性のニュースキャスターがメインを飾る番組が増えた際、彼女たちの衣裳はジャケットスタイルがポピュラーだった。
が、いまは、ブラウスやシャツ、ニットなどにスカートを合わせるのが主流。スタイリストさんは一人で何人もの女性出演者を担当する場合が多いので、月~金の5パターンを人数分、揃える。色やデザインがかぶらないように注意するのはもちろんだが、年齢やキャリアによっても、セレクトは変わってくる。
だが、「アクセサリーだけは『ABISTE』さんに頼ってしまう」「アナウンサーの中には“買い取り”を希望する人も多い」「見た目の華やかさからは考えられないほど、お安いというのも魅力に感じている人が多い」とスタイリストさんたちは口を揃える。
女性アナウンサーやキャスターだけではない。タレントや女優のスタイリストさんにも『ABISTE』ファンは多いのである。
キラキラしていたり、カラフルなうえ、他メーカーにはなかなかない大ぶりなデザインのモノが、繰り返しになるが安価。毎シーズン、新作が数多く発売される。
ファインジュエリーはパッと見でブランド名がわかってしまうことが多く、何かと不都合だ。その点、色々な契約を結んでいたり、スポンサーを背負っている芸能人にも、クレジットを入れなければメーカー名がわかりにくい『ABISTE』さんのアクセサリーは便利というワケだ。
が、このキラキラ具合と華やかなのに繊細なデザインが多いブローチやペンダント、イヤリング、そして時計などは、見る人が見れば『ABISTE』だとわかる。
今春、新たなスタートをきる女性たちへのプレゼントとしても最適だと思う。
※週刊朝日 2020年4月10日号